2007-09-16

"C++標準ライブラリの使い方 完全ガイド" 柏原正三 著

買ったはいいが、まだ処理してない専門書がいくつかのグループに分かれて積みあがっている。中でも一番隅っこにあるグループは、なんとなく異様な香りを漂わせている。その中で一番近寄り堅い分厚くて真っ黒なところから処理するとしよう。アル中ハイマーには、美味いところを後に残す癖があるのだ。

いきなりサンプルコードのless()は、std::lessとぶつかるなあ。名前空間で逃げとこう。名前空間は嫌いな機能ではない。ただ、無名の空間で、データをグローバル化するのは肌に合わない。スコープは明確に、しかも狭められた方が好きである。のぞき穴から局所的に覗くからハッスルできるのだ。

もともとはコンテナの情報が欲しくて購入した本である。大量データを扱うにはコンテナは便利である。一見良さそうな本だと思ったんだけどなあ。リファレンスとしてもいまいちかなあ?妙に詳しく書かれた部分もある。読んでみると、なんとなく波長が合わない。だんだん読むペースが速くなる。というよりめくるスピードが上がってくる。アルゴリズムにおもしろそうなものがある。収穫はこのあたりかあ。それにしてもSTLは随分と多様化したものだ。
どうせ読むならBjarne Stroustrup著「プログラミング言語C++(第3版)」を読み返すべきだった。まあ、そう悲観しなくても辞書として使えばいいのだ。ネット検索でもええような気がするのはきっと悪酔いしたせいである。
著者の経歴に経済学部卒とある。へー!おもしろそうな人生を送ってそうだ。アマゾンでは、高い評価をしている人が多い。優秀な方々が読む本のようだ。無能なアル中ハイマーが読む本ではないのかもしれない。皆さんのお邪魔虫にならないように心がけなければならない。
これでSTL嫌いが更に進行しないことを祈りたい。
ああテンプレート!悪酔いさせるテープレート!これ以上おいらに呪文をかけないでおくれ!

この積みあがっていた専門書のグループは直感的に避けていた領域かもしれない。人間の直感は案外正しい!というのをどっかの本で読んだ覚えがある。
ということで、このグループは読んだことにしよう。いや、読んだのだ。
呪文を唱えてスピリタスを一気に飲むと、96%の仮想空間は現実となる。

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