2021-10-24

軽くキャストを流す... Win10 から J:COM LINK XA401 へ...

仕事環境に動画は御法度!... と考えてきたが、なんとなく物足りなさを感じる今日このごろ。YouTube で 4K/8K の風景動画を垂れ流しつつ、テレビへキャストを流してみる。
いかん!高精細の大画面テレビが欲しくなる今日このごろであった...


さて、J:COM LINK のセットボックス XA401 はキャスト機能が搭載される。Chromecast のようなデバイスは不要というわけだ。
例えば、XA401 をローカルネットワークに参加させて電源をオンすると、Chrome ブラウザに "テレビメニュー" のアイコンが現れる。三点リーダこと設定アイコンから「キャスト」をクリックすると、"J:COM LINK XA401 使用可能" と表示され、あとは流れのままに。うん~... こいつは、ちょっぴり遊べそう...
あれっ、Chrome をアップデート(Ver 95.0.4638.54)すると、「キャスト」が「共有」の下に移動した。キャストは共有の類いかぁ?単に流しているだけのような。まぁ、いいや...


ソースは、タブ、デスクトップ、ファイルの三つが選択でき、ファイルを選ぶと動画ファイルがそのまま再生される。
タブを選ぶと、ブラウザ上の YouTube プレイヤーが全画面モードで転送される。
デスクトップを選ぶと、マルチモニタの選択と、システム音声を共有するかどうかのチェックボックスが現れる。
但し、システム音声を共有せずにパソコン側の音響システムに頼ると、映像に遅延が生じる。当たり前だけど。風景のようなコンテンツなら気にならない、というより、BGM と映像は別物に位置づけている。


また、動画再生ソフトでは、CyberLink PowerDVD 21 Ultra を愛用していて、こいつにもデバイスへ流せる機能がある。取説には、Amazon Fire TV, Google Chromecast, Apple TV に対応とあるが、XA401 でも動作する。さすが、ウルトラ!
お気に入りの機能は、YouTube で 4K/8K 動画が視聴できるだけでなく、ピン留めしてオフラインでも再生できること。このピン留め動画が、キャストで流せるという仕掛けである。再生先を XA401 へ向けるだけで...
ピン留め動画は、音声抽出もできる。ファイル形式は、AAC/MP3、ビットレートは、128/192/256kbps がそれそれ選択可。開始/終了ポインタをマークすれば、その範囲で抽出してくれる。


そして、The Piano Guys の素朴な演出に癒やされながら、ダブル Peter こと Bence vs. Buka の魅惑的な着想に翻弄され、Simply Three にシンプルに生きようと意欲を掻き立てられながら、裸足で熱唱するパワフルな Adele に生きる力を注入され... Blue-ray ディスクの衝動買いに突っ走る。
思考のリズムを触発するはずの音空間が、いまや仕事場の概念すらぶっ飛んじまう...


尚、XA401 へキャストできるファイル形式には制限がある。動画では MP4 はイケるが、他は?
うん~... MKV 形式が接続拒否されるのは、ちと痛い!Blu-ray ディスクをいちいちドライブに挿入しないと再生できないのでは、手間がかかってしょうがない。そこで、MKV は容量を喰うのが玉に瑕だが、画質劣化を抑制できるので重宝している。AVI も、MPEG も接続拒否。うん~...
音声や静止画のファイル形式は、だいたいイケそうか。おぉ~、FLAC がイケる。DSD は接続拒否かぁ。うん~...
XA401 のキャスト機能は、スマホとの連携を主眼に置いているのだろう。取説にも、その事例が掲載されているし...


ところで、PowerDVD が YouTube をオフラインで再生できるということは、実体が手元にあるということ。実際、キャッシュを覗くと、.mp4 や .webm などのファイルが生成される。分かり難くしてあるのかは知らんが、あとは煮るなり焼くなり... ゴホン!ゴホン!

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