2019-07-21

"マルチモニタに睨まれて... 八面楚歌!?

モニタってやつは、向こうから一方的に光を放ち、こちらは受け身でそれを見る。だから、出力装置なのである。しかしながら、八面にも囲まれると、向こうからも見られている感じがして、なんとも奇妙な気分になる。テレビ会議中にポーズをとってたりして...
誰かがリモートで仕掛けているのか?贅沢にも二面でリソース監視をやれば、お返しに八つの目線で人間監視をくらう。仮想ワークスペースを加えれば、どれだけの影の眼に見張られていることやら。仮想空間ってやつは恐ろしい。入力と出力の役割を曖昧にさせやがる。そもそも人間精神の実在が曖昧なのだから、まったく違和感なし。
今、自己監視の主導権を取り戻さねば...




左六面がメインマシン(Win 10 Pro)、右縦二面がサブマシン(CentOS 7) ...(上写真)
尚、Pro にしたのは、Active Directory 環境が欲しかったため...
おまけに、箱の中ではイルミネーションの共演ときた。
ケースは、be quiet! DARK BASE 700 BGW23 ...(下写真)




こいつに負けじと、Animation GIF を拾ってきては GIMP2 で分解・加工し、Rainmeter にコマ送りで埋め込む。こんな作業を何度繰り返したことやら。写真では分かりにくいが、実はあちこちでアニメーションしまくり。
あらゆる球体が回転してるわ、猫の亡霊もどきがうごめいているわ、妖怪もどきが散歩してるわ、黒目がウインクで誘ってるわ... おまけに、物体の動力源に 6 気筒やら 4 ストロークやらがピストン運動に励み、Core i9 BOX の中では、14nm のダイが点滅し、パネルの中の道は永遠に続く...
数学諸君だって黙っちゃいない。方程式の踊りを横目にピュタゴラスが三角関係で悩ましく周り、フラクタルがふらふらしている側を流体力学が流しをやり、DNA が螺旋ダンスで行列式と戯れ、黄金比が巨大な目ん玉の瞳孔へと無限小に吸い込まれ、おっ!πもポロリ... 節操のないデスクトップになっちまった。まったく、be Quiet!
画面はあるだけ消費し、贅沢はあるだけ浪費する、ってか。今、デスクトップの素材探しより、人生の素材探しである...




それにしても、デスクトップに数式をでかでかとアニメーションさせるのは、おいらにとっては新たな感覚。ちょっぴり癒やされたりして。「万物は数である」との信仰も悪くない。学生であれば、英単語あたりをスライドショーさせたりするのであろうか...

1. Nagios ってどうよ...
システムの入れ替えついでに、監視ツールを見直すことに。愛用してきた Zabbix をお払い箱にするつもりはない。ただ、他のヤツも試してみたい。そこで、Nagios というわけである。
さすがにメジャーなだけあって情報が豊富で、インストールで苦労することもなかった。監視機能はプラグインで実装する形で、雛形も多く用意されている。ping, disk, users, procs, load, swap, ssh, http, snmp など。こいつらを軽くカスタマイズすればいい。ほとんどそのまま使えるけど。
ちなみに、Zabbix は、テンプレートをいじり倒す仕組み。
また、クライアント側には、NRPE(Nagios Remote Plugin Executor)という監視用プラグインがあって、こいつをインストールしておけば、NRPE 用ポートを開けておくだけで監視対象にすることができる。
ちなみに、Zabbix は、サーバエージェントとクライアントエージェント、これにデータベースサーバを加えた構成で、この部分だけを見れば、Nagios の方が扱いやすい。
ただ、グラフ機能となると、Nagios の本体に見当たらない。今回は、PNP4Nagios を導入してまあまあ。Nagiosgraph というのもなかなからしいので、いずれ試してみたい。
ちなみに、Zabbix のグラフ機能は、スクリーン機能で x 行 y 列に配置でき、マップ機能でネットワーク構成がお絵書きでき、しかも、こいつらをスライドショーできる。実は、この機能が病みつきで、Zabbix はやめられまへん...

2. 改めて、Zabbix に病みつき...
今回、システムの入れ替えで、Zabbix もインストールをやり直したが、いつのまにか標準テンプレートが増えているような。気のせいか?前にインストールした時は、snmpwalk コマンドで MIB を歩き回ったものだが。[テンプレート作成]で、"Template SNMP Device" を選択するだけで、とりあえずうまくいく。
Zabbix も Nagios も snmpwalk コマンドを一度も叩かずに設定が終わって、狐につままれたような。ちと不安だから、確認のために叩いたけど...
そして、Zabbix のリカバリ機能に病みつき。LLD(Low Level Discovery)ってやつが実装されていて、対象機器を動的に設定できる。テンプレートは機器の内部構成やバージョンの違いなどによって微妙な調整が必要だったりするが、こいつのおかげで作業を抽象化してくれる。実は、このテンプレート管理が結構面倒だったりする。
ただし、LLD 更新間隔は、default で 3600 秒になっていて、対象機器がなかなか反映されず、かなり悩んでしまった。酒のつまみを用意している間に、いつのまに監視用アイテムが増えて、ビックリ!

3. chrome のタブ自動切替に病みつき...
監視モニタ用にブラウザの存在は欠かせない。そして、chrome ウェブストアで、"Revolver Tabs" という拡張機能を発見!
タブを周期的に切り替えてくれる。Zabbix だけならスライドショー機能で事足りるが、複数のツールを眺めるなら、こいつはええ...

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