2011-05-15

ルータのグレードアップ、RT105eからRT107eへ

マシンのグレードアップとともにGigabitイーサへ移行しつつあると、今度はルータの性能が目につく。Yamaha RT105eは、100base-TXで繋がるものの、スループット16Mbpsは問題か。もぅ10年かぁ...お疲れ様でした!
いまどき有線の時代でもないのかもしれん。運命の赤い糸もコードレス化が進んでいるようだし。それでもアル中ハイマーは、安定した母艦環境がないと落ち着かない古代人なのだ。

1. 未練たらたら...
RTX1200を狙い続けて一年、なんといってもスループット1Gbps(VPNでも200Mbps)は魅力だ。しかし高い!消費電力も、ちと気になる。どうせバックボーンもついていかないし。サブモニタに流し目をやりながら作業していると、両目が片方に寄っていきそう。RTX1200でカレイ目になり、iPad2でヒラメ目になっていく。
そんなこんなで踏み出せないでいたが、あいだをとってRT107eを購入した。スループット200Mbps(VPNでも80Mbps)は現環境にちょうどいい。数値表記だけを比較すると、10倍ぐらいの性能は出せそう。実効値は当てにできないけど。ただ、中途半端なグレードアップで、4万円はちと高いか。
...てなわけで、RT105eが遊んでいる。Corega FSW-8A(100M SW)のおまけつきで、もってけ泥棒!(翻訳すると、マッカラン一杯...)

2. 売上に貢献してるなぁ..,
なぜYamaha製にこだわるかというと、10年前に勤務していた会社のルータが、RT300iだったというだけのこと。トンネル工事では相性のいいものを選びたい。むかーしから在宅勤務が大好きだった。いや、古びた温泉旅館で仕事したいがために有休をフル消化したものだ。
当初から、「出力方向は原則許可し、必要に応じて禁止する。入力方向は原則禁止し、必要に応じて許可する。」(RT107e取扱説明書 p70)という平凡な思想が守られているのもいい。

ちなみに、我が家の歴代ルータは...
2001.03 Yamaha RT60w
2001.06 NETGEAR FR314
2001.07 Yamaha RTA54i
2002.06 Yamaha RTA55i (バックアップ経路用)
2002.06 Yamaha RT105e
2011.05 Yamaha RT107e

中でもRT105eは、IPsec搭載で安定感も抜群だった。ファームウェアは、Rev.6系が一番安定していると思っている。NetVolanteシリーズは安定感がいまいちのイメージが残ったままだが、今はどうなんだろう?
RT107eは、Rev.8系かぁ。型番からするとRT105eの後継機種なんだろう。外観も似てるし。使い勝手の違いは、かんたん設定(httpd)が実装されているぐらい。ファームのアップデートもhttpd経由でできる。尚、機器の背面には「DOWNLOADボタン」なんてものもあるが、安易に許可したくない。また、telnetをとんと使わなくなったので、sshdが実装されているのがいい。

3. 設置しよう...
ルータってやつは通信制御を自分自身に設定するという自己矛盾に陥りそうな性質があって、外からコマンドが受け付けられる状態にするまでが悩ましい。遠隔操作でミスろうものなら目も当てられない。むかーし、拠点まで深夜に車を走らせたことがあったけか。なので、ISDNなどのバックアップ経路を確保していた。
さて、設定ではコンソールに慣れているのでhttpdは余計な機能かとも思ったが、とりあえず繋ごうとする時に非常に便利だ。まったく悩まずに交換工事は10分で完了!
わぁお!syslogが溢れてる。おまけに、むかーしのVPN設定の残骸やらがあって訳が分からん。ついでにファイアウォールの見直しやなぁ...と思ったはいいが、フィルタリング設定の感覚をすっかり忘れている。LAN側とWAN側の二つの境界でそれぞれIN/OUTの設定ができるんだっけ...などと思い出しながら、むかーしの徹底ガイド本を引っ張り出す。しばらく遊べそうだ。

4. 速度を測定してみよう...
RT107e = 約30Mbps, RT105e = 約7Mbps。約4倍のアップかぁ。
ISPは、J-com 40Mコース(上り2Mbps)だから、契約表記に対して75%程度。
ネットサーフィンぐらいしかやらないライトユーザなのでこれで十分なのだが、コース名からして90%(36Mbps)ぐらいは期待してしまう。ベストエフォートだし、サーバの混み具合や経路によっても違うだろうから、鵜呑みにはできないけど。
体感的には、ブラウザにサクサク感があり、Ustreamも若干動きがよくなったような。パッケージ群のupdate(yum)も数倍速くなった。とはいえ、1時間もすりゃ慣れるから虚しい。
んー...続いてバックボーンが気になり始めた。これで5年はもたせたいが、またもや「安物買いの銭失い」の法則に陥るか?

以下、測定結果をメモっておく。
試行ブラウザ: Google Chrome 11.0.696.68
上りは、RT105eの方が若干速い傾向にある。フィルタリング設定の違いか?
ちなみに、90%以上で「おめでとうございます」と出る。下位からの割合を示されてもうれしくないけど。

 ==== RT107e =====
ブロードバンドスピードテスト 通信速度測定結果
http://www.bspeedtest.jp/ v3.0.1
測定時刻 2011/05/14 04:38:14
回線種類/線路長/OS:CATV/-/Windows 7/福岡県
サービス/ISP:-/J-COM 40Mコース
サーバ1[N] 30.5Mbps
サーバ2[S] 30.8Mbps
下り受信速度: 30Mbps(30.8Mbps,3.86MByte/s)
上り送信速度: 2.0Mbps(2.03Mbps,254kByte/s)
診断コメント: J-COM 40Mコースの下り平均速度は18Mbpsなので、あなたの速度はかなり速い方です!おめでとうございます。(下位から95%tile)

 ==== RT105e ====
ブロードバンドスピードテスト 通信速度測定結果
http://www.bspeedtest.jp/ v3.0.1
測定時刻 2011/05/14 04:44:58
回線種類/線路長/OS:CATV/-/Windows 7/福岡県
サービス/ISP:-/J-COM 40Mコース
サーバ1[N] 6.65Mbps
サーバ2[S] 7.31Mbps
下り受信速度: 7.3Mbps(7.31Mbps,914kByte/s)
上り送信速度: 2.4Mbps(2.49Mbps,312kByte/s)
診断コメント: J-COM 40Mコースの下り平均速度は18Mbpsなので、あなたの速度は少し遅い方です。(下位から20%tile)

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