本書は先月某氏にいただいた。もっと勉強しろ!という意味だろう。その証拠に会うといつも説教される。いや!アル中ハイマーが謝り上戸の上に、説教され上戸なのかもしれない。仕事が落ち着いたところで読んでみることにしよう。今週は雑用週間にしよう。本職が雑用だから代わり映えがしない。
マインドマップとは、キーワードを放射状につないでいく表記および発想法で、トニー・ブザン氏が開発したとされている。アル中ハイマーはこれに近い発想を学生時代からやっていたような気がする。もともと思考の手段でお絵書きする癖がある。それも頭が悪いので、問題意識を全体像の中からイメージできないからである。こうした図解で重要なのは、自分で軌跡を描くことだと思っている。一人でぶつぶつと独り言を言いながら軌跡をたどり、自分自身に説明する。これが記憶を助け、いつでも頭に描けるので風呂の中や、電車の中でも考え事ができる。ただ、酔っ払いの発想だから、学術レベルとは程遠いだろう。
本書は、右脳の得意とするビジュアルな刺激と左脳が得意とする論理的な情報をミックスして配置して一枚の絵にするとある。んー!真新しいものを感じない。具体的な表記は明確にルール化されているのだろう。ルールは、集団で議論するためには必要であるが、そのためにわざわざ教育が必要ならばカルト教団による布教のなにものでもない。まあ、そう畏まらずに大雑把に構えていればいいだろう。特徴は、プレイバック効果、一覧性、速記性、容易性、半構造(構造を柔軟に変更できる)を持つ。また、ブレインストーミングでも役立つとある。まあ、その通りだろう。UMLよりは簡単なので容易に導入できそうだ。
UMLとの融合ツール「JUDE」の試用版が付いている。付録にはテンプレートのおまけ付きである。少しは遊べるが、もうええや!ただ、マインドマップ用に特別なツールが必要なのかは疑問である。本書は、マインドマップの紹介書という位置付けなのだろう。雑誌の記事ぐらいで充分な気がする。これで2,200円かあ。お返しに一杯おごるとしよう。
あれ!なんだっけ?アル中ハイマー病とは、空白行があるだけで記憶細胞が空っぽになる病である。
2007-11-28
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