行付けのカート屋さんが、4/18をもって閉店することになった。そりゃ挨拶に行かなければなるまい。ということで、4/14、昔の職場仲間とその奥さんを誘ってドライブに出かけた。
奥さんが病気療養中と聞いていたので、蕎麦会席をメインにすることにした。ほとんど復活されているようで安堵したが、少し疲れさせたかもしれない。とても明るく楽しい方で、こちらも調子に乗ってしまう。カートに乗る!と言いだした時には、さすがに旦那が気持ちをなだめていた。見た目以上に衝撃があるし、初心者でも突っ込んで怪我する場合もあるからなぁ。
ちなみに、旦那のオープンカーは、今月納車されたばかりだそうな。どうりで、おいらを乗せたがるわけだ。車好きらしい派手さ!前を走っている車は、接近すると避けていく。地味なおいらは助手席に乗っていて恥ずかしかった。ただ、いつもカートの疲れで腕がアンダーステアになるのだが、お抱え運転手がいるのは楽でええ!
1. 江戸東京そば「源」
カート屋さんへ行く途中、筑紫野IC近くに、せいろ蕎麦のお店がある。この店は博多のバーテンダーに教えてもらった。口コミでしか伝わらない隠れ家のような存在でいつも道に迷うのだが、案の定、今回も道順を間違えた。車高の低いオープンカーが、駐車場の傾斜に耐えられず、外に駐車させてもらう。
数年前に2度ほど食事をしたことがあるのだが、会席を利用するのは初めて。一軒家を料理屋風に改造した様子で、家庭的な雰囲気が味わえるのがいい。お座敷からは、日本庭園風に見える落ち着いた景色が広がる。秋は紅葉が綺麗だろう。
会席は、奥座敷を三人で占有。まず、わさびを自分でおろす。新鮮な粘っこさが、とろけるように、そばつゆと馴染む。料理の順番は、焼き味噌、そばクレープ、玉子焼き、せいろそば、そば米雑炊、最後にデザートのそば豆腐。焼き味噌は味の濃さがいかにも関東風。玉子焼きは軟らかさと色彩が絶妙。どうやったら、こんな上品な味にできるのだろう?おいらの玉子焼きと比べるべくもないが。コシのある蕎麦は絶品!更にそば米雑炊を初めて経験して感動!そば豆腐は、口に含んだ瞬間、羊羹風の甘みがあるかと思いきや、上品な大人向けの味わい。これで一人2500円。
心残りは運転のために酒が飲めなかったことである。酒蔵めぐりも企画したいのだが、どこかに、酒の銘柄に興味があって、体がアルコールをまったく受け付けない都合のいい運転手はいないかなぁ?
一つ残念だったのが、デジカメを持参するのを忘れて、この雰囲気を撮れなかったことだ。
2. チームアウトバーン
10年近くお世話になったカート屋さんとの別れは惜しい。
過去にも一時休止したことがあるので復活を期待したが、今回は本格的にコースも壊すそうだ。ちょうど、トラックで一部のマシンを運び出す光景に出合ったのは、なんとも寂しい。これほど設備が整っているカート場も珍しいだろう。お気に入りは、周回毎にラップタイムが表示される電光掲示板。コースレイアウトも豊富で、毎月変更される。
開店当時は、縁石の盛り上がりが鋭く、乗り上げると車体が跳ね返されシャーシが変形したりして、いつもメカニックがフレームを金槌で叩いていた。縁石の改修工事が何度かなされ、丈夫なマシンに変更されるなど、コストもかかっているだろう。縁石が滑らかになってからは、縁石の内側にタイヤを引っかけるようにズルをしながらコーナーリングしたり...
店にはシルバーライセンスとゴールドライセンスが設けられ、それぞれの規定タイムをクリアしないとパワーのあるマシンにランクアップできない。規定タイムは、普通に走ればなんなく出せるタイムである。だが、無理に頑張ったり力が入り過ぎると、微妙に難しい値に設定していて、初心者はコンマ何秒の壁にぶつかるようにできている。職場仲間とタイムクリアのために躍起になっていたのを思い出す。次の段階になると、ラップタイムがネットに掲載されるので、ベスト3のタイムを叩きださないと気が済まない。仕事をサボって、タイムアタックすることもあった。テクを磨くために、わざわざ雨天に出かけたこともあった。ウェットコンディションでパワーのあるマシンを追い回すのが快感なのだ。スタッフのお姉さんとタイムを競ったりもした。メカニックの方々には、車の奥深さを教えてもらった。ライン取り、ブレーキングの意味など、いろいろと議論したものだ。
そんな思い出をかみしめながら走行するつもりだったが、ステアリングを握るとついタイムアタックしてしまうのは習性であろうか。
これまた、一つ残念だったのが、デジカメでオレンジヘルメットが颯爽と走る勇士を残せなかったことだ。
土日は思いっきり混むだろうと思って平日に行ったが、寒さのせいもあってコースは貸し切り状態だった。夕方になると少しギャラリーが集まりはじめていたが、スタッフを囲んで雑談に夢中のようだ。
スタッフのみなさんお疲れ様でした!
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