2014-08-31

Surface Pro3 とISPのモデム(NETGEAR CG3000D)をWiFi接続

おもちゃの噂を嗅ぎつけたお客人が、見物にやってきた...

さて、仕事場(= 自宅)には無線系統が二つある。普段はルータ(Yamaha RT107e)にぶら下げたアクセスポイント(NEC Aterm WG300HP)を利用し、プロバイダ(Jcomさん)が提供するモデム(NETGEAR CG3000D)搭載のWiFi機能はずっと眠らせてきた。
そこで、こいつを起こして客人に解放しようと思ったら、ちょっとビックリ!

まず、CG3000D はブリッジモードで動作中。尚、工事屋さんがそのように設置していったし、その方が都合がいい。そして、無線端末と CG3000D をLANケーブルでつないでおいて、Jcomサイトからダウンロードした設定用ソフト(WLANSetup_cg3000d.exe)をセットアップするだけで簡単につながる。無線端末をつなぐために、わざわざ有線経由で設定するという発想もどうかと思うが、サポートが楽になるのだろう。このソフトは、MACアドレスを CG3000D に自動登録する仕掛けも具えている。
てなわけで、Surface をLANアダプタ(BUFALLO LUA3-U2-ATX)経由でつないで、難なく完了!802.11n のチャネル幅は、20MHz/40MHz が選択でき、もちろん 40MHz に設定。実測値は、50Mbps ってとこか。実は、モデム直の 5GHz帯に期待していたが、ルータ越えの 2.4GHz帯(Aterm)の方が速かったりして...
まぁ、ここまではいいだろう。

ところが、この設定用ソフト、CG3000D の動作モードをルータモードに切り替えやがる。ちょっと考えれば当たり前だが、一言ぐらい断ってもええんでないかい!
ブリッジモードでは、RT107e に素通しでグローバルアドレス(IPv4)が振られるが、ルータモードでは、DHCP 経由でローカルアドレスが振られる。もちろん、無線端末にもローカルアドレスが振られる。まさか、端末の数だけグローバルアドレスを与えてくれるわけがない。ルータモードは必然であり、すぐに推察できる。
とはいえ、無線がつながった途端に、有線側が一斉にダウンしたのには仰天!いくら感覚の麻痺した泥酔者でもよ。おまけに、RT107e は外からのローカル空間に対してブロックしている。それは、こっちの都合だけど。修復には、RT107e のフィルタ設定を修正するだけで、1分とかからない。ただし、VPN を張る時は、ちと頭が痛い!
やはり、もう一度眠ってもらおう。お詫びに強烈な睡眠薬を投与してあげる...

世間では、かんたん設定やら自動設定やらが横行し、便利なことは結構だが、油断も隙もあったもんじゃない!と思う今日この頃であった...

参考までに、試した構成は...
CG3000D(ルータモード:DHCP,WiFi) - RT107e(DHCP) - Aterm(ブリッジモード)

元に戻した構成は...
CG3000D(ブリッジモード) - RT107e(DHCP,VPN) - Aterm(ブリッジモード)

補足... RT107e のLAN側には、SW-hub経由でマシン群をぶら下げ、Aterm は無線アクセスポイントでしか使っていない。Aterm をルータモードにすると、ローカル空間が二つになって経路管理がスッキリしない。

余談... Aterm WG300HP は、DLNA準拠のメディアサーバを具え、余計な機能だと思っていたが、Surface のおかげで、ちょっぴりええんでないかい!

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