2024-01-21

マルチモニタに睨まれて... 十面楚歌!?

マルチモニタ環境に病みつき... 四面楚歌、八面楚歌ときて、十面楚歌!?

モニタってやつは、向こうから一方的に光を放ち、こちらは受け身でそれを見る。だから、出力装置なのである。
しかしながら、十面にも囲まれると、向こうから見張られているようで奇妙な気分。入力と出力の役割が曖昧になっていく。
もはやモニタを並べて監視している場合ではない。今こそ自己監視の主導権を取り戻さねば...

さて、システムのグレードアップに伴い、モニタを二画面追加することに。おかげで、仕事環境は理想的!
とはいえ、いくら理想的な環境を手に入れたところで能力が上がるわけもなく、三日もすれば馴れちまい、贅沢病が疼くばかり。結局は、自己満足の世界か。いや、自己陶酔の...




左 8 画面が 1st マシン。右縦 2 画面が 2nd マシン。
モニタの接続と配置は、上部と下部で 二つのグラフィックボードに振り分け、こんな感じ...




前回は静音重視であったが、今回は冷却重視!
まず、ケースは、NZXT を採用し、ファンは前面に三つ、上部に三つ、後部に一つ、合計七つを配置。

GPU は、前回、GeForce RTX 2060 四画面 + UHD Graphics 630 二画面という構成で、性能が UHD に引っ張られる感があった。今回、GeForce RTX 4060 二枚挿しで、スッキリ八画面!二枚ともなると消費電力も気になるところ。TDP = 115W に抑えて。ゲームをやるわけではないが、画像処理アルゴリズムの検証をやったりするので、このぐらいの性能は欲しい。

マザーボードは、ASRock 好き!RealtTek の Audio Codec 搭載が、我が家のオーディオシステムと相性がいい。
てなわけで、新マシンの構成は...

  Case    : NZXT H7 Flow Black
  M/B     : ASRock Z790 Steel Legend WiFi
  CPU     : Intel core i9-13900K
  GPU     : nVidia GeForce RTX 4060 8GB x2
  RAM     : 64GB Crucial CT16G48C4OU5 x4
  Strage  : SSD 2TB Crucial CT2000PSSSD8JP(NVMe)
  OS      : MS Windows 11 Pro
  Monitor : JAPANNEXT JN-IPS315UHDR-HSP 3840x2160 x2 # 新規追加(中央)
            PHILIPS 234E5EDSB/11        1920x1080 x6

そして、旧マシンを 2nd へ...

  Case    : be quiet! DARK BASE 700 BGW23
  M/B     : ASRock Z390 Extreme 4
  CPU     : Intel core i9-9900K
  GPU     : nVidia GeForce RTX 2060 6GB
  RAM     : 32GB
  Strage  : SSD 1TB Crucial CT1000MX500SSD4
  OS      : CentOS Stream 9
  Monitor : PHILIPS 234E5EDSB/11 1920x1080
            PHILIPS 224E5DSB/11  1920x1080




手前に NZXT、奥に be quiet!... 大きさもマッチ!

1. Windows 11 について...
MS アカウントは必須???まず、こいつをどうするか。UNIX ライクに root アカウントのような位置づけにしようかと思ったが、どうもしっくりこない。いや、まったくの異物!ローカルアカウントに管理者権限を与えておけば、大抵間に合う。Windows 10 では完全に抹殺したが、やっぱり必要な時がありそうな...

おいらにとって Windows 11 へアップしたメリットは、Explorer にタブ機能が搭載されたこと、ぐらいかなぁ...
仰々しいスタートメニューがおとなしくなり、ウィジットが独立したのはいい感じ。しかし、表示位置がタスクバーに引っ張られては、マルチモニタ環境では面白くない。すべてのモニタにタスクバーを表示する気にもなれず...
ちなみに、Windows 10 で解像度の違うモニタを接続すると、その境界でマウスの移動がつっかえたりする。その点、Windows 11 には「ディスプレイ間でカーソルを簡単に移動させる」という設定があって、これをオンにすると、スムーズに移動できる。ありがたや!ありがたや!

Windows 10 で動作したアプリはたいてい OK!
但し、メモリ整合性で違反するものがあり、セキュリティを緩くすれば動作する。これを OK! と言っていいのかな???

モニタの拡大縮小率は、2K 画面は 100%(推奨)、4K 画面は 150%(推奨)をそのまま。推奨は当てにならんかぁ...
解像度の違うモニタ間でアプリを移動させると、ものによってはウィンドウサイズが奇妙な大きさに変化する。特に動画や画像処理系のアプリで。表示するモニタを決めておけば、いいのだけど。
また、4K と 2K の混在で不規則な配置ということもあり、アプリによっては表示領域外にウィンドウが配置されて見えない場合がある。当初、機能が制限されるのかと思いきや、GPU のメモリにはしっかりとマッピングされているようだ。一旦、シングルモニタ環境ですべての機能を出現させてメインモニタにしっかりと配置し、それからマルチモニタ環境に戻せば問題なし。マルチウィンドウで構成されるアプリは注意!
これに気づくのに、10 分ぐらい悩んでしまった。空間認識力を養わねば...

2. CentOS Stream について...
2nd マシンはサーバー的な位置づけで、CentOS 7 を愛用してきた。8 へのアップグレードを計画していたところ、ショッキングなニュースが飛び込んできたのは周知の通り。この際、乗り換えることに...
むかーし愛用していたということもあり、Fedora 39 を試したところ、随分と様変わりし戸惑う。マルチモニタ環境が少々不安定なのは相変わらずか。
なので、CentOS Stream 9 を試すことに。やはり、こちらの方が安定感がある。しかし、Rocky Linux の方が良さそう。なにしろ、CentOS Stream のために、Rocky Linux のコミュニティを参考にしている有り様。おいらは移り気が激しい。千鳥足でハシゴか...

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