2020-11-22

WUuu... の呪い、WMP 蜂に刺され、ご愁傷様です!

やっと縁が切れた... とホットできるヤツがいる...
ソフトウェアってやつは、愛着があって使い続ける分にはいいが、仕方なく惰性的に使っているものもある。ある種の依存症だ。しかも、標準という地位にあぐらをかき、デスクトップ内で奇妙な権威を持ち続ける。
例えば、Edge は最初から眼中にないにしても、IE は未だ縁が切れないでいる。金融系サイトでは、IE + Java でないと、まともに閲覧できないページもあるし... おいらのデスクトップは、亡霊どもの安住の地か!
そんな腐れ縁も、WUuu... の呪いが、断ち切るきっかけになってくれるとは... 恨まれっ子も捨てたもんじゃない。
ちなみに、WUuu... とは、Windows Update の略で、重低音でうなるように発声する。うぅぅ~...

1. 今回、縁が切れたのは、WMP(Windows Media Player)...
SM 教の大型アップデートってやつは、なにかしら不具合に遭遇するものだが、それが当たり前の感覚になりつつあるのも怖い。
言い出したら切りがないが、音楽関連の設定がチャラにされる程度のことは毎度のこと。なにかとトラブルの元になる "高速スタートアップ" を無効にしていると、最近、シャットダウン後の起動で、特定のアプリケーションが一度目のネットワーク接続で失敗するといった現象も見かける。だからといって、このオプションを有効にすれば、それはそれで... はぁ~、この業界で推奨やオススメの類いは当てにならん。
そして先日、Version 20H2 を適用。いわゆる、Windows10 October 2020 Update ってヤツを...
すると、WMP の視覚エフェクトが、2曲目以降動作しなくなった。
環境は、WMP12 + XTHREE(スキン) + FRUITY(プラグイン)。
スキンも、プラグインも、外部から持ってきているので、これらが悪さをしているかと思いきや、標準装備されるヤツもことごとくアウト!WMP 本体を再インストールしても、やはりアウト!
XTHREE + FRUITY の組み合わせがお気に入りで使い続けてきたが、そろそろ潮時か。ダークモードにもなりきれず、おいてけぼり感は拭えないし...
だからといって、新手の "Groove ミュージック" に乗り換える気にはなれん。

2. 前々から目をつけていた MusicBee を試すと、これがなかなか!
音質も良くなり、我が家の非力なスピーカでも、それなりに聴ける。
初対面では、設定項目が多くて圧倒されてしまうが、すぐに、このぐらいのカスタマイズ性は欲しいと思えるようになる。噛めば噛むほど味がでてきそうな... おいらは惚れっぽい自己陶酔者なのだ。
ざっと、外観すると...

  • タブの状態がしばしば変わるのが、どうもなぁ... と思いきや、タブ毎にナビゲーションロックができて安心。
  • パネル構成は、なかなかの充実ぶり。但し、グラフィカルな要素が、ちと寂しい。FRUITY 並みの VU メータを求めるのは酷か。
  • 再生装置に対して、"ハードウェアの同期のために起動時に無音を再生する" という設定があり、なかなかの気の配りよう。
  • デバイス I/F は、DirectSound, WASAPI(Shared/Exclusive), ASIO, Winamp がエントリ。
  • コーデックは、MP3, AAC, Ogg(Vorbis), Opus, Musepack, FLAC, ALAC, WavPack, TAK, WMA がエントリ。
  • スキンは、xml, xmlc(Javaベースコンパイラ)形式。

そして、ちょいとヴィンテージ風にアレンジしてみた。
ちなみに、最前面でスピーカをパコパコさせて音波を踊らせているが、それはデスクトップツール "Rainmeter" とのコラボ...




3. ついでに、楽曲ファイルの階層構造を見直す...
まず、おいらは、実空間が仮想空間と掛け離れていると不安でしょうがないネアンデルタール人なのだ。
タグが物理構造とあまりに一致していないと、音楽ソフトを乗り換える時に苦労する。リッピング時に念頭には置いていたが、WMP に頼ってずぼらになり、グチャグチャ気味。MusicBee ではあまり問題にならないが、自動車の音楽システムが古いこともあり、階層構造は整理しておいた方がいいだろう。SD カードで持ち歩いたり、愛ある電話にも移植性を高めておきたいし...
だからといって、物理イメージとタグの柔軟性をガチガチに一致させるのは手間もかかるし、現実的ではない。
そこで、物理的な階層構造はジャンル別にアルバムを割り当て、この二つにタグを一致させる、という方針で。他のタグはプレイリストか再生中トラックで閲覧できればいい。
例えば、モーツァルトの楽曲はアルバム毎に "..\Music\Classic\Mozart Works" というディレクトリ下に格納し、気分に応じて曲ごとにプレイリストへエントリする、といった具合。
おいらの場合、ジャンルとアルバムが整理されていれば十分だし、この程度の編集なら大して手間もかからない。MusicBee は、タグ編集もやりやすいし...
ところで、ディレクトリという名は死語になりつつあるのだろうか。dir コマンドはまだ生きているけど。フォルダという名で抽象化するのもいいが、ネアンデルタール人はファイルとディレクトリで種別する方が落ち着く。Unix ライクな土壌では、カレントディレクトリの名は未だ健在だし...

1 コメント:

アル中ハイマー さんのコメント...

ん~...
20H2 の適用から、起動時にネットワーク I/F の認識があまりに遅い。
あれ?npcap がなくなってる???
Wireshark を愛用しているので、常にインストールされているはずだが...
npcap v1.10 をインストールすると解決した。バージョンが古かったのか???
直ったから、まぁ、いいや...

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