初体験という言葉は、いくつになってもドキドキするものだ。
さて、今回の初体験は、半密閉型ヘッドホン。オーディオ環境の見直しにつられ、衝動買いしちまった。結局、予算オーバーかい!
AKG K240 MK-II : 12,780円 (並行輸入品: AUDIO ONE)
尚、ヘッドホンスタンドは別売(1,980円)。金色のロゴシールはかなり怪しいが、それ以外は安定感があって質感もいい。
今回、Victor の密閉型からの乗り換え。ニッパー犬が蓄音機のスピーカを覗きこむ、懐かしいトレードマークの残るヘッドホンは、型番が磨り減って読めない。二十年ぐらい前、5,000円以上しただろうか。思い切った買い物だったように記憶している。
そして、アーカーゲーのセミオープン型。これも、おいらの腐った耳には贅沢な買い物だ!
耳を半分開放しただけで、こうも解放感が味わえるものであろうか。腐った耳まで活性化されるような気分になる。ヘッドホンにも、半密閉型という中庸の哲学があるのかは知らんが... 自然な音感がシンフォニー、オペラ、ジャズ、ロックと好みのジャンルを幅広くカバーしてくれる。イヤーパッドも大きく、メガネをかけたままでも装着感良し!長時間でも疲れをあまり感じず、休憩時間を忘れ、却って健康上悪いかもしれない。当然ながら、構造上かなり音は漏れるが、仕事場は個室なので全く問題なし!
新たな相棒のおかげで、ヤル気も倍増!だからといって、仕事が捗ると期待してはいけない。人生には、寄り道、回り道、道草の類いがつきもの。集中力が増しても、何に集中するかは知らんよ。
おかげで、いまだ未体験ゾーンにある全開放型で、魂の全解放へ向かう衝動は抑えられそうにない...
ところで、音色そのものは、ONKYO NR-365 よりも、TRiO KA-990 の方が、まろやか感があって好みにあう。ハンダ付けを繰り返しながら、誤魔化し、誤魔化し... しているうちに熟成されたのだろうか?いや、単なる耳の慣れかもしれん。やはり引退させるには惜しい!てなわけで、ヘッドホンアンプとして復帰!
引退へ追い込まれるのは、おいら自身の方であったか...
2015-05-17
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