2017-04-01

今年は2017年... トリ返しがつかない上に、酉年なんて申します...

今日、四月一日...
朝っぱらから場末の角打ちで一杯ひっかけていると、角の隅っこで酉年のお人が何やらつぶやいている。

2017年は、酉年!
とは申しましても、鳥のごとく大空へはばたくことも叶わず、コケコケコッコと騒ぐが精一杯!人生に説得力なければ、言葉に信憑性ともなわず、いくつになっても、まったくヒヨコのままのチキン野郎でして...

ところで、人間の身体って、すべて金でできてるって言われまんなぁ。
頭は頭金、眼は元金、借金の肩に手つけを払って、耳は揃えて返しまひょ。足はお姉ちゃんの足代、鼻は芸者遊びで花代、そして、指は高い高い指名料とくれば、へそくりでもしてお腹を温めなはれ。宮仕えは首にでもなったら、ワヤ!おまけに、酉年には借金とりに追われ、首が回りまへん。ベンジャミン・フランクリンという人は、うまいこと言いなはる...
「お金と人間は持ちつ持たれつ。人間は贋金をつくり、金は贋の人間をつくる。」

シメを飾るは真打ちでして、これを「とりを務める」なんて申します。人生のとりを飾るは、トリカブトでっか。夫婦喧嘩もほどほどに。終わりよければすべてよしと申しまして、人生をどう完結させるか苦心する次第。ただ、とり返しのつかない上に、これを世間では酉年と申します。神も仏も無情でんなぁ。バーナード・ショーという皮肉屋がうまいこと言ってましたわ...
「人が死んでも人生は滑稽であり続け、人が笑っても人生は深刻であり続ける。」

現世に幻滅しつつも、一月一日ともなれば、新年明けましておめでとう!なんて皆々合言葉を交わしよる。せめて年明けぐらいは夢を見ていたい!というのが本音でありましょう。
一方、四月一日は、世間ではエイプリルフールなんて申しまして、堂々と冗談の言える日ということになっておりますが、実は、本音が存分にぶちまけられる日のようでんなぁ。ただし、嫁さんへの本音は、保険金を惜しまず掛けてからにしときなはれ。コミュニケーションには言葉のキャッチボールが大切なんて申しますが、すぐさま言葉のドッジボールと化し、やがて言葉のビーンボールが頭をかすめよる。
ちなみに、完璧な仕事料の相場は、300万ドルと聞きましたわ。ゴルゴ13... 奴を狙撃しろ!

ジョージ・ムーアという人は、うまいこと言いなはる...
「現実は夢を壊すことがある。だったら、夢が現実をぶち壊したっていいではないか。」

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